みどりかんは わたしが 唯一並んだ
記憶のあるパビリオンです。
私は 22回万博に行きましたが
並ぶなんて まっぴらごめんという
感じでした。
本当は並ぶ根性が ありませんでした。
みどりかんは 開幕から凄い人気で
なかなか入場できませんでした。
会期も終わりの頃
しょうがないなぁ
見たいから 並ぶかと
友人と一時間ほど
並びました。
わたしの後ろには 美少女がならんでおり
一時間もあっという間に過ぎました。
もちろん
並んだだけの値打ちは
充分にありました。
現在 あちらこちらにある
オムニマックスよりも
迫力がありました。
それでは ご一緒に
みどりかんに 入館いたしましょう。
みどりかんとは
関西に 拠点を置く三和銀行を中心に
作られた みどり会が日本万国博に向けて
出展したものである。
仮出展時の メンバーは
三和銀行 宇部興産 日本レーヨン
帝人 日立造船 丸善石油だった。
この みどり会に 対して企画の売り込みが
あった。
それが ディズニー社だった。
ディズニーは ニューヨーク世界博で
4つのアトラクションを成功させた。
それが ゼネラルエレクトリック館の
カルーセル オブ プログレス
フォード館のマジックスカイウェイ
ペプシ館の
イッツ ア スモールワールド
イリノイ州館の
Mr.リンカーンとの偉大なひととき
だった。
これらの展示は
その後 ディズニーランドや
ウォルトディズニーワールドに
移築されている。
ディズニーの条件は みどり会にとっては
とても有利なものだった。
それは 建物以外にたった2億円で
すべてを ディズニー社が受け持つ
という破格の条件だったのだ。
今までの博覧会で最高の
プロデューサーだったディズニーが
参加すれば成功は
約束されたも同じだった。
しかしみどり会は
この条件を受け入れなかった。
そこには 過去の万国博でも
小規模でしか成功しなかった
全天周映画を 成功させるという
秘策があったからだ。
ディズニー社の映像技術にも
360度の壁面に画像を映写するものは
あったが プラネタリウムのように
全天周に画像を
映写するものはなかった。
私たちが 現在ディズニーランドや
ウォルトディズニーワールドで
楽しめる多くのアトラクションにも
万国博からのものが たくさんある。
もし機会があればフロリダの
ウォルトディズニーワールドに行かれると
これらの万博の追体験が
今でもできる。
それほどディズニーのアトラクションの
完成度は高かったのだ。










アストロラマを
案内してくれるのは
71名のコンバニオン
シルバーの
ワンピースに黒の帽子
ハンドバッグというクール
なスタイル
写真左は雨天用
メルクロスの帽子
ケープ ブーツが用意された。
スタンプコレクション
アストロラマというのは
アストロ天体とドラマ劇で
作られた造語である。
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